障害のある子どもと家族のために縁日イベントが催された(埼玉県川口市)

障害のある子どもやその家族を対象とした縁日のイベントが24日、埼玉県川口市で開催された。地域の看護師でつくる「キャンナス川口」と障害児の家族を支援する団体の「ブレイブキッズ」が主催し、埼玉県信用金庫が川口朝日支店のスペースを無償で貸し出した。屋外の祭りに出歩くことが難しい子どもたちが、夏の思い出を作るのに一役買った。

今回のイベントでは、輪投げや射的などのゲームコーナーのほか、ボランティア看護師らによる健康相談などが行われ、13組の家族が参加した。埼玉県信金の取引先でもあるベーカリーのデイジイ(川口市)は、ケーキやパンなどを提供した。

障害のある子どもたちのケアを巡っては、本人だけでなく、孤独を感じやすい兄弟や姉妹への支援も課題となっている。キャンナス川口の名取百合子代表は「どんな家族であっても、全員でお出かけする楽しみを提供したい」と話した。

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