
調査会社のインテージ(東京・千代田)が12日に発表した調査によると、2025年のクリスマスの市場規模が前年比6%減の7274億円になると試算した。季節のイベント離れが浮き彫りとなった。
11月19〜25日に全国の15〜79歳の男女5000人を対象に、クリスマス期間中の予定や消費行動ついて調査した。
クリスマスの予定についての質問では「予定はない」が54%と、前年の51%から3.0ポイント増加した。「プレゼントを購入(自分用を含む)」が26%で、同1.4ポイント減った。「自宅でパーティー」も24%に低下した。
予定があると答えた人のうちで予算を聞いたところ、平均で1万6418円となり前年からほぼ横ばいとなった。
予定がない理由は「興味がない・習慣がない」が31%にのぼった。「お金をかけたくない・節約したい」が16%で次いだ。インテージによると「若者を中心に季節のイベントへの関心が薄れてきているほか、物価高など経済的な要因も影響してきている」と分析する。
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