JR東日本は15日、駅のホーム上での危険な録音や撮影に注意を促すポスターを作成したと発表した。16日から主要駅で掲載する。長尺の録音機材を使用すると架線など鉄道設備に接触して感電する恐れがある。「危険な行為はやめ、安全に配慮してほしい」と呼びかけている。

鉄道関連の音を楽しむファンは「音鉄」、撮影好きは「撮り鉄」と呼ばれている。JR東によると、昨今、録音や撮影に伴う危険行為で周囲の利用者の迷惑となる事例が多数発生している。感電や列車への接触の恐れがある行為も確認したという。
ポスターでは長尺の機材を使った録音や、ホームから乗り出しての撮影など4つの危険行為をイラスト化した。2026年1月には動画も公開して注意喚起する。
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