IT(情報技術)系スタートアップのSinumy(シナミー、大阪市)が開発したブルートゥース(近距離無線通信)を個人認証機能として使った自動改札機が注目されている。専用アプリで購入した電子チケットなどと連動する仕組みで、スマホをかざしたり、QRコードを示したりする必要がなくなる。カギは「ゲートを通った1人だけ」を間違えずに認証する技術。カバンに入れたままで通過できる「人間版ETC(自動料金収受システム)」をめざしている。鉄道会社などからの問い合わせも増えてきているという。三菱HCキャピタルや顔認証技術を持つ企業と連携し、オフィスの入退室管理の実証実験を行ったりするなど、実用化に向けた動きも出始めている。

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