経済産業省が17日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭小売価格(15日時点)は、全国平均で前週比4円安の159円70銭だった。6週連続の値下がりで、2021年9月以来4年3カ月ぶりに150円台を付けた。年末のガソリン税の暫定税率廃止に向けた激変緩和策の補助拡充が、大きな下落圧力となった。

補助金は11月から段階的に拡充され、今月11日にも5円10銭増額。この結果、上限である暫定税率相当額(1リットル当たり25円10銭)に達した。地域別では、47都道府県でいずれも値下がり。最大の下げ幅は福井県の5円70銭で、最小は秋田県の1円80銭だった。

ガソリンスタンドでの給油(資料)

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