北日本銀行と投資専門子会社のきたぎんキャピタルパートナーズ(盛岡市)は19日、20億円で事業承継の1号ファンドを設立すると発表した。設立は2026年1月7日付で、存続期間は10年。同行の営業エリアに本社・事業所があり、事業承継で課題を持つ事業者を投資対象とする。

きたぎんキャピタルパートナーズが無限責任組合員、北日本銀が有限責任組合員として出資する。既に10件ほどの岩手県内企業と面談を済ませており「事業承継関連のニーズがあることがわかった」(きたぎんキャピタルパートナーズ)という。

後継者がいる場合でも株式や営業ノウハウなどに関する悩みを抱えている企業が多いようだ。投資先企業には北日本銀から非常勤で役員を派遣することも含め、経営を支援する。

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