
九州電力は22日、女子中高生向けに理系の仕事を紹介するイベントを開いた。同社やグループ会社などに勤める理系の女性社員との交流イベントや大学での講義などを実施した。福岡県では九州大学でイベントを開き、約20人の中学生が参加した。九州の全支店で実施する。
女子中高生向けのイベントは各支店がそれぞれ主催。理系に関する興味・関心を深めてもらう目的で2024年から始めた。
九電のほか九州電力送配電やクラフティア(旧九電工)など6社の女性技術者と九州大学の学生が中学生と交流したほか、九州大学大学院の立川雄也准教授が水素に関する講義を実施。九州大学の水素関連施設の見学会も実施した。
女性技術者との交流会ではキャリアプランや学生時代に取り組んだこと、理系分野に就職した理由のほか、女子学生の少ない環境での友人のつくりかたなどの質問が上がった。
イベントに参加した中学1年生は「元々エネルギー分野に関心はあったが、理系の知識を使う仕事にも様々な分野があることが分かった」と話した。
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