伊藤忠商事が輸入・販売兼を獲得したジェイコブス・クリーク

伊藤忠商事は23日、オーストラリアのワイナリー「ヴィナキー」のワインを日本に輸入・販売する権利を獲得したと発表した。豪州ワインとして世界的に人気の「ジェイコブス・クリーク」「ハーディーズ」などを展開する。百貨店のほか、量販店や大手コンビニエンスストアにも販路を広げる。2030年までに年間30億円の売上高を目指す。

ヴィナキー社は豪州のワイン大手アコレード・ワインズとフランスの酒造大手ペルノ・リカールの豪州、ニュージーランド、スペインのワイン事業を統合して設立された。年間売上高は15億豪ドル(約1560億円)超と、オーストラリアで最大手。

26年1月からヴィナキーの日本法人から権利を引き継ぐ。伊藤忠商事が製品を輸入し、伊藤忠食品が国内の小売店や外食店への販売を担う。

豪州では広大な土地を生かして多様な品種のブドウが栽培されている。ワインは果実味があり、酸味と渋みのバランスがとれた味わいが特徴だ。フランス産やイタリア産などと比べて手ごろな価格帯の商品も多い。これまでは外食など業務用の販売が中心だった。伊藤忠グループの流通網を生かし、量販店やコンビニへの販売を広げる。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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