片山さつき財務相は23日の閣議後記者会見で、足元の急速な円安進行に対する為替介入の可能性について「フリーハンドだ」と強調した。「9月の日米財務相共同声明を踏まえ、投機的で行き過ぎた動きには対応を取る」とけん制した。
日銀の利上げ決定後も円安が進んだことについて、片山氏は「ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を反映しているとは到底思えない。投機的な動きだ」と述べた。
片山さつき財務相=11月19日、東京都港区
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