秀英予備校は23日、2029年3月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画を発表した。営業利益率を7.1%と26年3月期見込みの3.8%から引き上げる。郊外の校舎の統廃合を進めるなどして収益性を高める。

29年3月期の売上高目標は26年3月期見込み比10%増の119億円。学童保育サービス「秀英KIDS」の生徒を学習塾に通うよう促したり、一般からも参加する模試で生徒を取り込んだりして生徒数を増やす考え。

営業利益は2倍の8億4400万円に増やす。地方都市の郊外にある校舎を平屋の建物に移すなどして統廃合を進める。25年は清水校など2カ所で校舎を統廃合した。デジタル化にも取り組み、従業員の業務効率化を進める。

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