コスモエネルギーホールディングスは、バイオ関連事業を手掛けるS-Bridges（エスブリッジズ、浜松市）に出資して業務提携すると発表した。植物の未利用素材からバイオエタノールを製造する事業に取り組む。

エスブリッジズは、茶葉やコーヒー原料といった植物素材の、食品未加工を含む無消費素材から、タンパク質や液肥原料などの有用成分を抽出する技術を持つ。この技術で有用成分を回収する際、副次的にセルロース系繊維が得られる。

今回の協業では、このセルロース系繊維を非可食由来のバイオエタノールの原料として利用する。工場や農場で廃棄されている植物素材を有効活用することで、エタノールの原料コストの低減と製造プロセスの効率化が期待できるという。

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