西松屋チェーンは秋冬物の在庫処分を優先し、26年2月期業績予想を下方修正した

西松屋チェーンは29日、2026年2月期の連結純利益が61億円になりそうだと発表した。93億円とした従来予想から31億円下方修正した。同社は25年3〜8月期から連結決算に移行している。前期(25年2月期)の単独決算は税引き利益で81億円だった。秋冬物の衣料品在庫を処分するための値下げが利益を圧迫する。

売上高見通しも1930億円と、従来予想(2000億円)から70億円引き下げた。当初は既存店売上高の改善を見込んでいたが、計画に達しなかった。26年の春物衣料品から販売サイクルを見直すために今回、秋冬物の在庫処分を前倒しすることを決めた。

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