▼Swift 1973年に世界の金融機関が出資して設立した銀行間の通信インフラで、日本語では国際銀行間通信協会と訳される。本部はベルギーにある。200以上の国・地域の1万1000超の金融機関を結び、国際送金を事実上一手に担っている。2022年にブランドロゴを刷新し、大文字表記の「SWIFT」から現在のSwiftに変更された。

金融機関はSwiftのシステムで送金指示の電文をやりとりする。送金は「コルレス銀行」と呼ばれる各国の大手銀行などが中継する。発足当初からほぼ同じ規格の電文を使っていたが、送れる情報量が少なく、社会のデジタル化が進む中で不便さが目立っていた。2023年から新規格への移行を開始し、25年11月に完了した。
民間団体だが、欧州連合(EU)による金融制裁の決定などを受けて送金網から特定の金融機関を排除することがある。ウクライナ侵略への制裁としてロシアの大手銀行が22年にSwiftから締め出された。除外された銀行は国際送金が事実上困難になって孤立するため、経済制裁の中でも強力な手段に位置づけられる。
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