
関西鉄道協会が6日発表した大手私鉄5社(阪急電鉄、阪神電気鉄道、近畿日本鉄道、京阪電気鉄道、南海電気鉄道)の年末年始(2025年12月31日〜26年1月3日=25年度)の輸送実績は、旅客収入(定期券のぞく)が前年同期比8.9%増の33億8409万円だった。新型コロナウイルス流行前の19年度(32億9203万円)を初めて上回った。
輸送人員は前年同期比6.9%増の942万9000人で、19年度(1049万5000人)の89.8%にとどまった。
大手私鉄各社では運賃改定や鉄道駅バリアフリー料金の導入が収益の底上げにつながっている。京阪電鉄は25年10月に30年ぶりの運賃改定に踏み切り、25年度の年末年始は旅客収入が前年同期比16.8%増だった。「馬の神社」として知られる藤森神社(京都市)に近い墨染駅で乗降客が大幅に増え、全体の輸送人員も4.3%増だった。
南海電鉄は泉北高速鉄道(現・南海泉北線)を25年4月に吸収合併した効果で、旅客収入は10.5%増だった。天候に恵まれたことで「泉北線を除いても旅客は5%弱増えた」(南海電鉄)という。阪急、阪神、近鉄の旅客収入はいずれも7%台の伸びだった。
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