久光製薬(佐賀県鳥栖市)は6日、経営陣による自社買収(MBO)で、株式を非公開化すると発表した。創業家出身の中冨一栄社長の資産管理会社が株式公開買い付け(TOB)を実施し、全株式を取得する方針。買収額は4500億円規模になる見込みという。
非公開化の目的について、短期の利益にとらわれず、長期的な成長につなげるためとしている。
TOBは7日から2月19日まで実施し、1株あたり6082円で買い取る。手続きが完了すれば、東京証券取引所プライム市場などへの上場は廃止となる。買収に必要な資金は、資産管理会社の自己資金と金融機関からの借り入れでまかなうという。
久光製薬は1847年に創業した。主力製品の貼り薬「サロンパス」は30以上の国・地域で展開する。一方、国内では競争が激化し、サロンパスの売り上げが減少している。
また、今月6日に発表した2025年3~11月期決算は、売上高が前年同期比2.9%増の1145億円、純利益が同13.0%減の118億円だった。
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