アラスカ航空はボーイング機の追加購入を発表した=会社提供

【ニューヨーク=西邨紘子】米アラスカ航空は7日、米ボーイングから航空機110機を購入すると発表した。同社としては過去最大規模となる。2年前に運航中にボーイング機体の一部が吹き飛ぶ事故が発生して以来、最初の大型購入とみられる。

アラスカ航空が購入するのはボーイングの小型機「737」105機と中型機「787」5機。ボーイングによると、アラスカ航空は現在737を248機、787を5機を運用している。

アラスカ航空は2024年9月に同業ハワイアン航空の買収を完了した。これを足がかりに事業規模拡大を進めている。

アラスカ航空では24年1月、運航中のボーイング機で機体のドアが吹き飛ぶ事故が発生した。米当局が同型機の運航停止を命じたことで多数の欠航が発生した。

アラスカ航空のベン・ミニクッチ最高経営責任者(CEO)は今回の購入について、ボーイング機購入が「当社の成長戦略実行の新たな基盤となる」と説明。ボーイング民間航空機部門トップのステファニー・ホープ氏は「当社の従業員と737型機、787型機へのアラスカ航空の信頼を誇りに思う」とコメントし、事故について直接の言及は避けた。

【関連記事】

  • ・米ボーイング、中型機「787」の工場拡張 日本勢が部品3割供給
  • ・アラスカ航空、ボーイング機事故「220億円の減益要因」
  • ・アラスカ航空、ハワイアン航空を買収 2700億円で

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。