
日本自動車輸入組合(JAIA)が8日に発表した2025年の輸入車販売台数(日本メーカー車除く)は、前年比7%増の24万3129台だった。2年ぶりにプラスとなった。電気自動車(EV)の販売台数は26%増の3万513台で過去最高だった。米テスラなどのEV勢による販売増加が全体を押し上げた。
EV販売は7年連続で増加した。EVが販売全体に占める割合は13%で、前年から2ポイント上がった。米テスラは国内での販売台数を公表していないが、同社が大半を占める「その他」の台数は88%増の1万693台だった。同社として初の1万台超えで、ブランド別の順位は前年の10位から7位に上がった。
中国・比亜迪(BYD)は62%増の3870台だった。25年4月に発売した多目的スポーツ車(SUV)「シーライオン7」の好調が続き、販売を大きく伸ばした。26年夏には軽自動車EV「ラッコ」の投入を控え、さらなるシェア拡大を目指す。
韓国・現代自動車は89%増の1169台だった。25年4月に発売した小型EV「インスター」が好調だった。日本の狭い道路でも走りやすく、輸入EVのなかでも低価格帯であることが支持された。EV勢は過去最高の販売台数を記録した。
輸入車全体の販売台数をブランド別にみると、独メルセデス・ベンツが4%減の5万857台で15年以降11年連続で首位だった。2位は独BMWで3万5729台(1%増)、3位は独フォルクスワーゲンで3万1031台(36%増)だった。
乗用車の価格帯別では1000万円以上が3%増の4万602台、400万円以上1000万円未満が9%増の15万1273台、400万円未満は7%増の4万2789台だった。
25年12月の輸入車販売は前年同月比0.3%増の2万3551台、EVは14%減の2549台だった。政府が26年1月1日からEV購入時の補助額の上限を40万円増やし、最大130万円になった。補助額の見直しによる買い控えが響いた。
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