新たな返礼品の(右から)太刀、刀、短刀について説明する佐々木胤成刀匠=北海道室蘭市内で2025年12月19日、平山公崇撮影

 北海道室蘭市はふるさと納税の返礼品として、新たに日本製鋼所M&E室蘭製作所の瑞泉鍛刀所で製作された日本刀6振りを加えた。

 瑞泉鍛刀所は1918年、近代化で衰退していた日本刀製造技術の保存のために開設された。「鉄のまちの室蘭らしいものを」と市は昨年12月、5代当主の佐々木胤成刀匠(53)が製作した日本刀を返礼品に追加した。寄付額は2種類で、519万円の場合は太刀か刀、286万8000円の場合は短刀が、お礼の品として届く。

 12月19日にはこれらがお披露目された。佐々木刀匠は「刃文(模様)の華やかさや心地よさを感じるものなど、欲しいと思っていただける品を選んだ」と説明した。

 市の2023年度の寄付額は8318万円で、西胆振の6市町で最少だった。29年度の目標を3億1000万円とし、今年から返礼品に活アワビや塩水ウニを追加している。岩間光城総務課長は「日本刀は室蘭ならではの技術。全国のみなさんにPRしていく」と話した。【平山公崇】

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