見守り協定を結んだヒザニシビリ代表㊨と内舘市長(27日、盛岡市役所)

料理宅配大手のウォルトジャパン(東京・渋谷)は27日、盛岡市と地域の見守りに関する協定を結んだ。配達員が業務中に市民の異変に気づいた場合は市の相談窓口などに連絡する内容だ。同社が見守り協定を結ぶのは札幌市、広島県呉市に続く3市目。

同社のナタリア・ヒザニシビリ代表は盛岡市役所で「市民にもっと安全に暮らしてもらえるようにしたい」と協定を申し入れた理由を説明。「道の横断に困っているお年寄りに手を貸すようなこともしたい」と述べた。

同市は2013年から各種サービス企業などと見守り協定を結んできた。内舘茂市長は「通報は宅配業者からのものが多い。これからも協力をお願いする」と応じた。同社は盛岡を「注力都市」として飲食・小売店の開拓に力を入れてきた。

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