安川電機は多用途適用型小型ロボット「MOTOMAN GP」シリーズの新型「MOTOMAN-GP10」の販売を始めると発表した。従来モデルの特長である省スペース性と軽量さを維持しながら、動作領域と可搬重量を拡大した。物流や食品、化粧品、医薬品といった一般産業分野における自動化ニーズを掘り起こす。
従来モデルと比べ可搬質量を10キログラムへと引き上げ、同様のスペースで最大リーチを1101ミリメートルへと伸ばした。構造物の形状を最適化する解析手法でアームの高剛性と軽量化を両立し、高精度動作を実現した。小型部品の組み立てや工程間搬送、箱詰め、仕分け、検査などに活用できる。
モーターやケーブルを内蔵したフルカバー構造で周辺機器との干渉を低減し、防じん・防滴性能を備える。発売日は7月29日で、オープン価格。
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