
良品計画は27日、堂前宣夫会長(56)が11月23日に退任する人事を発表した。堂前会長は2019年に良品計画に入社し、21年に社長に就任した。「第二創業」として地方や地域密着型店舗の出店などを推し進め、新型コロナウイルス禍からの業績のV字回復を果たした。24年11月から会長を務めている。
11月23日に開催する定期株主総会で正式決定する。同社によると退任後の去就については未定という。堂前会長は1993年にマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社後、98年にファーストリテイリングに転じた。ファストリでは欧米事業などを担当し、一時は柳井正会長兼社長の後継候補にも目されていた。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。