
静岡県は27日、静岡空港(牧之原市)と韓国の釜山を結ぶ路線が3月30日に初めて定期就航すると発表した。路線運休が相次ぐ静岡空港で韓国路線は高い搭乗率が続き、ソウルに次いで釜山も需要があるとみる。県は国際線の路線増を目指しており、釜山線や4月末に始まるベトナム・ハノイ線の就航をきっかけにする。
5月29日まで毎週月曜日と水曜日、金曜日に1往復する。格安航空会社(LCC)のエアプサンが運航し、同社が日本と釜山を結ぶ路線としては7つ目になる。5月末までの搭乗率などをみながら、6月以降も継続するか決める。
静岡空港は香港線や上海線で運休が続くほか、沖縄線と札幌線を運航していた全日本空輸(ANA)も10月で事実上撤退する。発着する国際線定期便はソウル線のみで、毎日2往復運航ながら搭乗率が8〜9割と高い。インバウンド(訪日外国人)に加え日本人の海外旅行需要も取り込んでいる。
鈴木康友知事は静岡空港の現状について「地方空港の国内線はどこも厳しい。静岡空港の場合、東京行きや大阪行きがないためさらに厳しい」と話した。国際線は客単価が高く、空港運営収支の黒字化にもつながる。
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