米ヒルトンのベン・ジョージ氏㊧とDiDiモビリティジャパンの和久山社長(28日、東京都港区)

米ホテル大手のヒルトンは28日、タクシー配車アプリのDiDiモビリティジャパン(東京・港)と提携したと発表した。ホテルの予約から送迎手配、チェックイン・チェックアウト時の移動まで円滑にできるようにする。顧客体験を向上させ、新規会員の獲得も目指す。

ヒルトンは世界で2億3500万人以上の会員を抱え、日本で33ホテルを展開する。DiDiは32都道府県に配車サービスを広げている。

提携の第1弾として、それぞれの会員ステータスを連携させ、特典が利用できるキャンペーンを期間限定で実施する。タクシー利用やホテル内での飲食で使える割引クーポンなどを配布する。キャンペーン応募期間は28日から4月16日まで、特典配布期間は2月12日から4月30日まで。

28日に開いた報道陣向け説明会でDiDiの和久山大輔社長は「移動と宿泊の事業者が提携することで、旅行の体験価値を向上させたい」と語った。

ヒルトンが配車サービス企業と提携するのは米国、中国に続いて日本が3カ国目。DiDiは15カ国でサービスを展開する。ヒルトンは2025年に中国でDiDiとの連携サービスを始めた。ヒルトンのアジア太平洋地域上席副社長兼コマーシャル・ディレクターのベン・ジョージ氏は「将来的には(他国での)さらなる提携も考えていきたい」と述べた。

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