
鹿島は、建設現場の排水処理に用いる濁水処理装置に適切な薬品量を自動添加するシステムを開発し、実工事に導入したと発表した。中小規模の装置に後付けするシステムで、これまで人が現地で行っていた薬品添加の管理業務を自動化する。メーカーを問わず、どの濁水処理装置にも適用できる。
新システムは、適切な薬品量の自動添加とモニタリング・アラートの2つの機能を備える。薬品の流量を測定する流量計や残量を確認する残量計、原水の性状を測定するpH(ペーハー)計と濁度計、電子制御機器「プログラマブル・ロジック・コントローラー(PLC)」とインバーターを内蔵した制御盤を既存の装置に後付けする。pH計と濁度計の測定結果を基にPLCで各ポンプの起動・停止や流量制御を行い、薬品添加量を調整する仕組みだ。
各薬品の添加量・残量、原水や処理水の性状、性状変化を示す時系列グラフ、日別の濁水処理量や薬品添加量の積算などを、パソコンやスマートフォン、タブレット端末で遠隔監視できる。処理水のpH・濁度の異常時や各薬品の残量低下時などには、アラートメールを自動配信する。担当者は現場に赴くことなく、添加量の調整などを遠隔で操作可能だ。
2023年11月から国内4現場で試験導入して効果を検証した結果、薬品添加の管理業務時間を約90%、薬品添加量を約75%削減できた。装置の稼働状況や処理水の性状変化の確認、薬品添加量の調整などのために現場に行く必要がなくなったことが、業務時間の大幅な削減につながったという。
鹿島は新システムを大阪府寝屋川市の工事に導入し、本格的な現場運用を始めた。今後は全国の建設現場への展開を進め、大規模な濁水処理装置への適用に向けた検証にも取り組む。
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