青木信用金庫(埼玉県川口市)の2025年3月期決算は、コア業務純益が前の期比4%減の16億円となった。保険会社から受け取る団体信用生命保険の配当金が7000万円の減少となったことが主因。企業の資金需要自体は堅調で、業務粗利益は1%増の75億円だった。
貸出金利息は1%増の54億円だった。支店長による既存融資先の全先訪問などに注力し、経営支援件数が819件増の4448件となったことなどが寄与した。一方で金利上昇により、資金調達費用も増えたことから、資金利益は微減の76億円となった。
青木信金は26年3月期に本部の経営サポートチームを増員。営業店の職員と同行訪問するなどし、課題解決型の営業体制を強化しているという。
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