武蔵野銀行などはM&Aの最新動向を伝えるセミナーを開催した(27日、さいたま市)

武蔵野銀行は日本M&Aセンターホールディングス(HD)と共同で、事業承継やM&A(合併・統合)の最新の傾向、課題などの情報を提供するセミナーを開いた。経営者の高齢化が進むなか、親族外への事業承継も選択肢となっており、経営者への情報提供に力を入れる。

セミナーは27日に開催。同HDの三宅卓社長と同行の長堀和正頭取らによるトークセッションも設けた。長堀頭取は「事業承継はセンシティブな話題も多いが、銀行を身近な相談窓口として、経営者に『気づきの機会』を提供していきたい」と話した。

同行の2024年度のM&Aの受託件数は45件で、20年度(20件)から2倍以上に増えた。同行はM&Aの実務に携わる「シニアエキスパート」の資格取得を進めており、7月時点で231人が保有している。

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