
カネカやミズノが共同で開発した海中でも分解される素材のスポーツ用人工芝が、プロ野球球団「中日ドラゴンズ」の本拠地であるバンテリンドームナゴヤ(名古屋市)に採用された。外野のフェンスから5メートルほどの範囲の約890平方メートルで使用する。プラスチックごみによる環境への負荷の軽減を図る。
今回採用された人工芝と、芝の下部に敷き詰める充塡材の原料には、土の中や海中で水と二酸化炭素に分解されるカネカのバイオポリマーが使用されている。同素材を使った人工芝がスポーツ施設で使われるのは世界で初めて。野球など競技のほか、コンサート開催にも対応できるよう耐久性を高めた。
9日に開いた記者発表会で、ナゴヤドームの真能秀久専務取締役は「環境配慮と高い競技性を両立できる」と説明した。今後は選手の反応などを考慮しつつ、球場の他の場所での採用を検討するという。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。