豊田自動織機の非公開化をめざすトヨタ不動産やトヨタ自動車などの陣営は12日、TOB(株式公開買い付け)期間を3月2日まで延長すると発表した。従来は12日が期限だった。1株1万8800円のTOB価格は維持する。

TOB期間は20営業日から31営業日に延長する。トヨタ陣営は延長の理由について「(株主に)さらなる判断機会を提供し、本公開買い付けの成立可能性をより一層高める」とした。トヨタ陣営は足元の買い付け状況を考慮して期間を延長したもようだ。

豊田織機の株価は現在1万9000円台と、TOB価格の1万8800円を超えて推移している。トヨタ陣営はTOB価格について「本源的価値を反映した最善の価格」として「変更する意向を有していない」と改めて強調した。

デンソーやアイシン、豊田通商などトヨタグループの企業は応募を表明している。豊田織機株の7%超を持つアクティビスト(物言う株主)の米エリオット・インベストメント・マネジメントは応募に反対し、他の株主にも応募しないように呼びかけている。

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