新型RAV4のプラグインハイブリッド車(PHV)モデル

トヨタ自動車は19日、新型の多目的スポーツ車(SUV)「RAV4」のプラグインハイブリッド車(PHV)モデルを3月9日に発売すると発表した。価格は600万円から。電気自動車(EV)走行の航続距離は従来比1.5倍の150キロメートルに伸ばした。総航続距離はフル充電・燃料満タンの状態で1372キロになる。

駆動装置(パワートレーン)には、省エネ性能の高い炭化ケイ素(SiC)の半導体を使った新世代のプラグインハイブリッドシステムをトヨタで初めて採用した。新たに開発した大容量電池を採用し、システムの最高出力は242キロワットとした。

アウトドアで家電製品の電源として使える「給電機能」も搭載した。車の充電口に専用コネクターを接続すれば、最大1500ワットまで給電できる。荷室に設けたコンセントから電源を確保することも可能だ。

スポーツグレードの「GR SPORT」はPHVモデルのみの設定とした。GRブランドでガソリン車やハイブリッド車(HV)の設定がない車種は珍しい。トヨタは「ブランドが持つ『もっといいクルマづくり』を訴求する観点から、最も強力なパワートレーンユニットとしてPHVモデルのみにした」と説明した。

PHVはガソリンエンジンと電動モーターの2つ以上の動力を持ち、車の外からも充電できる電動車を指す。日常の短距離は電気で走り、長距離はエンジンを併用する。新型RAV4ではEV走行の航続距離を150キロまで伸ばしたことで、中距離の通勤や買い物などもカバーできるようにした。

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