通常の改札機にカメラを入退場2台ずつ取り付けて顔を読み取る(24日、大阪市)

JR西日本は24日、大阪駅と新大阪駅に導入する新たな顔認証改札機を報道公開した。通常の交通系ICカード対応の改札機を改造し、従来の実証機と比べてスペースや費用を圧縮できる。他の駅への普及を前提に3月2日から実証実験を始め、1年ほどかけて利便性や精度を確かめる。

JR西グループのJR西日本テクシア(兵庫県尼崎市)と共同開発した。通常の改札機に入退場それぞれ2台ずつカメラを取り付け、利用者の顔を読み取って照合する。利用には顔写真データを事前登録する必要がある。ラッシュ時を想定して通常の歩行スピードに対応するほか、通常の交通系ICカードでのタッチ入退場も利用できる。

JR西は大阪駅の地下「うめきたホーム」が開業した2023年3月から、大阪駅と新大阪駅で大型のゲートタイプの顔認証改札機などの実証実験を始めた。足元では月間1000人が利用するという。JR西の駅業務部は今回の実証実験で「ゲート型などと新機種を比較し、他の駅への展開に向いた機種を検討する」という。

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