シマノは24日に開く株主総会に向けてフランス系投資ファンド、ロンシャン・SICAVから受領した自社株買いの株主提案に反対すると発表した。シマノが計画する金額の4倍にあたる年間2000億円の自社株買いを求める内容で、「成長投資の余地を狭めて将来リスクへの対応力を損なう」との理由から、2月の取締役会で反対を決議した。
ロンシャンの出資比率は明らかになっていないが、5%未満とみられる。今回の株主提案は米投資ファンドのダルトン・インベストメンツを代理人として提出した。
株主総会招集通知によると、ロンシャン側はシマノの現預金が4500億円超に上り、自己資本比率が90%を超えていることを問題視している。一方、シマノ側は、運転資金、生産拡充・M&A(合併・買収)などの成長投資、市場の激変へのリスク対応のため4200億円以上の現預金を確保しておく必要があると主張している。
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