記者会見した佐賀共栄銀行の二宮洋二頭取(左)と次期頭取に内定した納富健二常務=県庁で2026年3月24日午後1時6分、石川貴教撮影

 佐賀共栄銀行(本店・佐賀市)は24日、納富(のうどみ)健二常務(55)が頭取に昇格し、二宮洋二頭取(75)が代表権のある会長に就く人事を内定した。頭取の交代は2014年以来12年ぶりで、内部出身者の頭取就任は1985年以来41年ぶり。6月23日の株主総会後の取締役会で正式に決定する。

 納富氏は佐賀市出身。第一経済大(現日本経済大)を卒業後、95年に同行に入行した。鳥栖支店長や営業統括部長、業務統括部長などを歴任し、2025年4月から現職。営業畑が長かったという。

納富健二氏=佐賀県庁で2026年3月24日午後1時半、石川貴教撮影

 同行では二宮氏を含めて4代41年にわたり、旧大蔵省(現財務省)の出身者が頭取を務めてきた。二宮氏によると、次期頭取を巡っても財務省出身の起用も「パラレルに考えていた」が、行内からの昇格を求める声もあり、最終的に納富氏が選ばれたという。

 県庁で24日に記者会見した二宮氏は「コスト削減と収入アップの結果、当初は赤字になろうとしていた当行がたくましい姿に成長した。ある程度の水準に達したので、この機に退任することにした」と述べた。

 納富氏は「お客さまのためになることを優先して営業してきた。41年ぶりのプロパーとして、プロパーの強みを生かして経営課題に取り組みたい」と語った。【石川貴教】

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