フジテレビ本社(東京都港区)

フジ・メディア・ホールディングス(FMH)は27日、2027年1月に期限が切れる「BS4K」の放送免許の更新を申請せず、放送を終了すると発表した。視聴環境の変化や収益性の低さを踏まえた。今後は衛星放送のWOWOWが手掛ける動画配信サービスで26年秋にも4Kコンテンツの配信を始める。

ビーエスフジでの放送終了日は今後発表する。放送終了の理由について同社は「インターネット配信の拡大などによる視聴環境の変化や、4Kコンテンツの流通・利用拡大に向けた有識者会議などの意見を踏まえた」としている。

BSの4K放送は、番組制作費や設備維持費などのコストが重いことに加え、視聴率の低迷から広告収入も振るわず赤字続きだった。27日、FMHの清水賢治社長(フジテレビジョン社長)は「BS4Kは放送開始から厳しい状況が続いていた。4Kの高画質を訴求できず市場が生まれなかった」と話した。

ビーエスフジでは18年12月に高精細の4K放送を始めた。これまで日本の名所を紹介する「日本に恋しよう!ピース・ニッポン」シリーズなどを放送してきた。

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