村田製作所は3日、島根県出雲市の工場内で建設していた積層セラミックコンデンサー(MLCC)の新生産棟が完成したと発表した。投資額は生産設備を含めて470億円で順次稼働を始める。スマートフォンや電気自動車(EV)などに使うMLCCの需要の高まりに対応する。

新棟は10階建てで、延べ床面積は約7万平方メートル。生産子会社の出雲村田製作所(出雲市)が2024年3月から建設していた。出雲市の工場は自動車の内部で電気の流れを整える役割があるMLCCの生産拠点の一つ。出雲村田は島根県安来市にも30年をめどに新工場の建設を検討している。

村田製作所は人工知能(AI)サーバーやEVが増えることで、中長期でMLCCの需要が伸びるとみており、MLCCの生産能力を毎年1割程度増強する計画だ。

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