
ファクトリーオートメーション(FA)部品大手のSMCは3日、3月に本格稼働した研究開発拠点「Japan Technical Center(ジャパン・テクニカル・センター、JTC)」(千葉県柏市)の開所式を開いた。研究者を中心に1400人が勤務し、主力の空気圧機器など自動制御機器の開発に取り組む。
JTCはグループ全体の研究開発の中核拠点としての位置づけ。世界5カ国の技術センターをつなぐハブとして機能させ、工程を分担し開発のペースを加速する。高田芳樹社長は「世界の製造業を柏の葉から支えていきたい」と意気込む。
老朽化し手狭となっていた筑波技術センター(茨城県つくばみらい市)を移転・拡張する形で柏の葉エリアに整備した。新拠点は3棟構成で、投資額は1200億円。
同エリアは三井不動産がまちづくりを担い、東京大学など学術機関が集積する。こうした機関や周辺企業との連携を通じ、自動制御を軸にした新たな製品開発も目指すという。
SMCは工場の自動化に不可欠な空気圧機器で世界最大手。電磁弁やエアシリンダーなどを国内外の製造業向けに製造し、世界シェアは36%を占める。
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