ブルーフロント芝浦「タワーS」の開業式典(1日、東京都港区)

野村不動産は1日、JR東日本とJR浜松町駅周辺で再開発をしているツインタワー「ブルーフロント芝浦」(東京・港)で、1棟目「タワーS」の開業式典を開いた。同日の商業エリアの営業開始をもって全面開業となる。2027年度には浜松町ビルディング跡地に2棟目の「タワーN」を着工し、30年度の完成を目指す。

「タワーS」の商業エリアには飲食を中心に40店舗が入る。野村不動産の松尾大作社長は「ベイエリアを豊かにすることで国際都市・東京の都市力向上や魅力あるまちづくりに寄与する」と話した。

ブルーフロント芝浦を訪れた地元在住の女性は「1人で気軽にランチに来られる。全店舗制覇が楽しみ」と話した。15日までの期間限定で開催するオープニングイベントではピクニック用品の貸し出しやクルーズ船の運航などを予定し、集客を狙う。

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