鳥貴族の店舗から出る廃食油を航空燃料に転換する

居酒屋「鳥貴族」を展開するエターナルホスピタリティグループは2日、ENEOSと協定を結んだと発表した。鳥貴族の店舗から出る廃食油を回収し、再生航空燃料(SAF)の原料として使用する。全国の鳥貴族、約660店舗のうち半数となる341店舗が対象だ。持続可能な開発目標(SDGs)への対応をアピールする。

回収対象の341店舗は関西と東海エリアが中心となる。ENEOSは和歌山県有田市にあった和歌山製油所の跡地を、国内最大規模のバイオ燃料製造プラントに転換することを計画しており、2028年度以降の稼働をめざしている。鳥貴族の廃食油も将来的に和歌山のプラントで使用することを想定しており、周辺エリアの店舗を対象とした。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。