
オンライン診療のメドレーは15日、3月10日に設定した自己株式の取得枠を拡大すると発表した。10億円としていた取得額上限を3倍の30億円に変えた。取得株数の上限は35万株から105万株に増やす。自己株を除く発行済み株式の3.3%にあたる。
8月14日時点では20万5200株を約6億円で取得済みだった。
取得期間は3カ月延長し、12月31日までとする。同社は変更の理由について「現在の自己株式の取得状況と株式市場の動向に対応した機動的な資本政策の遂行、および株主還元の強化のため」としている。
メドレーが14日発表した2025年1〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比68%減の6億4700万円だった。メドレー株は15日に前日比17%安と急落し、値下がり率は東証プライム上場企業で3番目に大きかった。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。