
三菱UFJ銀行は2日、大企業などが自社で抱える課題を投げかけて新興企業からの提案や協業を募る「リバースピッチ」を大阪市内で開催した。パナソニックホールディングスや大阪ガス、大阪市や堺市など19の企業・自治体が参加した。各社が抱える課題を通じたビジネスマッチングを促し、イノベーションの創出を図る。
リバースピッチでは主に関西に本社を構える企業が約8分にわたるプレゼンを実施し、自社で展開したい新規事業に向けた協業などを呼びかけた。イベントの終了後に大企業と新興企業との協業に向けた具体的な協議や審査に移る。
三菱UFJ銀行が主導する新興企業支援団体の関西イノベーションセンター(大阪市、MUIC)が、各社の実証事業などで必要となる費用を1社当たり最大1000万円支援する。
リバースピッチイベントの開催にあわせ、同じ会場内で新興企業によるピッチイベントも別途実施したほか、大企業や新興企業などがブースを出展するエリアも設けた。これらの新興企業向けイベントに約1000人が参加した。
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