台湾電子部品大手ヤゲオは3日までに、センサー大手の芝浦電子に対するTOB(株式公開買い付け)を巡り、株式取得に必要な外為法上の承認を日本政府当局から取得したと発表した。ヤゲオは芝浦電子の買収を争うベアリング大手のミネベアミツミを上回る買い付け価格を提示しており、TOB成立へ大きな前進となりそうだ。

承認を受け、ヤゲオは10日としていたTOB期限を18日に延長。「TOBの実現可能性に関する懸念はもはや存在しない」と強調した。

ヤゲオ(写真上、EPA時事)と芝浦電子の看板

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