新潟県内を地盤に食品スーパー「原信」などを展開するアクシアルリテイリングは、顧客による迷惑行為「カスタマーハラスメント(カスハラ)」に対する基本方針を策定したと発表した。カスハラとなる行為や対処方針を明確にすることで、従業員が困惑したり不快な思いをしたりしないような職場環境をつくる。

カスハラにあたる行為として暴力や暴言、威圧的な言動などの身体的・精神的な攻撃、個人の人格を否定する発言といった侮辱的な言動、従業員のプライバシーを侵害する行為、SNS上での誹謗(ひぼう)中傷などを挙げた。社会通念を逸脱した過剰な要求もカスハラの対象とした。

カスハラ行為と判断した場合は顧客対応を中止するほか、会社として組織的に法的措置をとることなども含めて対応するという。社内では従業員向けにカスハラに対する研修を実施し、相談窓口を設置する。

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