掲示で事業停止を知らせる横浜中華街の「揚州飯店本店」(3日、横浜市)

横浜中華街の老舗中華料理店「揚州飯店(ようしゅうはんてん)本店」を運営するMiaVita(みあびーた、岐阜市)が9月中に横浜地裁へ自己破産を申請することがわかった。申立代理人の弁護士によれば負債総額は4億円以上となる見込み。

MiaVitaは2021年に設立され、1952年創業の「揚州飯店本店」の事業を2024年に継承した。同年7月に高級中華「聘珍楼(へいちんろう)横浜本店」の跡地に改装移転したものの、営業赤字が続き8月29日に営業を停止した。

申立代理人は「同社が運営する店舗は横浜中華街にある同店のみで、類似の名称を持つ店舗や系列店は今回の破産申し立てとは無関係」と説明している。

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