東京株式市場では日経平均株価が13日まで6営業日連続で上昇し史上最高値の更新が続いていましたが、14日は一転、多くの銘柄に売り注文が出ています。

このところの株価の急な上昇に対する警戒感が出ていることに加え、外国為替市場で13日の夕方から1円近く円高ドル安が進んだことで利益をいったん確保しようという売り注文が半導体や自動車などの銘柄に出ていて、午前中、日経平均株価は一時、600円余り値下がりしました。

▽午前の終値は13日より548円4銭安い4万2726円63銭となっています。

また、
▽東証株価指数=トピックスは31.87下がって3060.04。

▽午前の出来高は10億7707万株でした。

市場関係者は「このところの株価上昇には短期的な過熱感があるという受け止めが多かった。アメリカで近く利下げが行われるという観測で外国為替市場での円相場の動きが大きくなっていることも警戒感につながっている」と話しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。