
スズキは4日、小型乗用車「スイフト」シリーズ(スイフトスポーツなど含む)が7月に世界累計販売1000万台を達成したと発表した。日本やインドをはじめとする世界170以上の国・地域で販売しており、同社としては「アルト」シリーズ、「ワゴンR」シリーズに次ぐ3車種目。
発売してから1000万台達成までの期間は20年8カ月とこれまでで最も早い。軽自動車を除く車種として初の大台達成となった。
初代スイフトは2004年11月に日本で発売した。コンパクトで高い燃費性能が特徴だ。スズキとして日本、ハンガリー、インド、中国(18年に撤退)の4カ国で同一品質・同一性能で同時期に生産を開始した初の車種で、同社のグローバル展開を成長させた。
累計販売1000万台の内、インドが61%を占め同国の小型車市場をけん引する。欧州が14%、日本が8%と続く。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。