PayPayは4日、スマホ決済「PayPay」の加盟店で、騰訊控股(テンセント)の決済サービス「微信支付(ウィーチャットペイ)」での支払いが可能になると発表した。9月中旬以降から連携を始める。訪日する中国人観光客の需要を取り込み、決済取扱高を拡大する。

ウィーチャットペイは、月間アクティブユーザー数が14億を超える中国のSNS「微信(ウィーチャット)」の決済機能。PayPayは大阪・関西万博や紅葉などで今後も中国人観光客が増えるとみて、ウィーチャットペイとの連携を決めた。

ウィーチャットペイの利用者はPayPay加盟店のQRコードを読み取ると、自動で為替換算などの処理がされて代金が残高から引かれる。国内でウィーチャットペイに対応していない店舗であっても、PayPay加盟店であれば使える。PayPayは決済を通じ手数料を得る。

PayPayは海外のキャッシュレス決済サービスとの連携を広げている。今回の連携により、計14の国と地域の26のキャッシュレス決済サービスを使う利用者が、PayPay加盟店で決済可能になる。

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