
鈴与商事は議事録作成アプリを開発するスタートアップ企業の喋ラボ(東京・品川)に出資したと発表した。販売代理店として取り扱う同社の「いきなり議事録」の販売を強化し、新たな商品の開発に取り組む。
出資比率は明らかにしていないがマイナー出資だとしている。2024年7月に喋ラボと販売代理店契約を締結し、いきなり議事録の取り扱いを始めた。業務効率化を進める法人などへの販売が伸びていることから、出資により関係を強化する。
いきなり議事録は、オンラインや実際の会議の音声を認識し、文字起こしできる。対話型AI(人工知能)の「Chat(チャット)GPT」などを活用して議事録を自動で作成。要約したり、必要な情報を選び出したりできる。ビデオ会議の「Zoom(ズーム)」や会議アプリ「Teams(チームズ)」に対応する。基本料金は月3万円からで競合サービスより安価だという。
鈴与商事は企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する経理・会計ソフトや総務・人事部門向けのソフトなどを販売している。
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