
ネッツトヨタ郡山(福島県郡山市)は7日に開いた安積店に、水素を活用する発電機を設置した。系列の販売店では全国初の導入となる。6日の竣工祝賀会に参加したトヨタ自動車の佐藤恒治社長は「カーボンニュートラルの実現にとって非常に重要な一歩だ」と話した。
装置は「定置型燃料電池発電機」で、燃料電池車(FCV)の「MIRAI(ミライ)」の燃料電池システムを採用している。電気自動車(EV)の急速充電の際などに役立てる。佐藤社長は今後系列の販売店が「エネルギーのハブになりうる」と期待を寄せた。

薄くて曲がる次世代型の「ペロブスカイト型太陽電池」も同店の建物の側面に設置した。屋外の照明などとして活用する実証実験に取り組む。
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