
中部電力の販売子会社の中部電力ミライズと愛知県新体育館「IGアリーナ」の運営会社、愛知国際アリーナ(名古屋市)は8日、リユース(再利用)品の太陽光パネルを用いた電力を導入する合意書を締結した。IGアリーナにある3つの映像装置の消費電力に相当する電力量を賄う。
施設から離れた太陽光発電所を活用する「オフサイトPPA(電力購入契約)」を導入する。発電所は三重県内で25年度中に運転を始める。発電出力は90キロワットで、年間の発電量は約7.5万キロワット時。
太陽光パネルは自然災害で運転ができなくなった発電所から、再利用可能なものを点検して調達する。パネルを埋め立てて廃棄したり新たなパネルをつくったりする際の環境負荷を低減できる。
愛知国際アリーナの勝亦健取締役は「世界的なアーティストやアスリートにIGアリーナを選んでもらうには環境配慮の取り組みは不可避だ」と述べた。
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