9日の米ニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均の終値が、過去最高値を更新した。前日の終値から196.39ドル(0.43%)上昇し、4万5711.34ドルで取引を終えた。

 米医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループが示した加入者に関する見通しが好感され、前日の終値から8.64%上昇して全体を牽引(けんいん)した。ヘルスケアのほか、金融やエネルギーなどの銘柄で買いが優勢となった。

 ダウ平均の終値は、8月28日に4万5636.90ドルをつけ、最高値を更新していた。米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに踏み切るとの期待も、株価を支えている。

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