
十六フィナンシャルグループ(FG)傘下の十六銀行が提供する個人顧客向けスマートフォンアプリ「じゅうろくアプリ」が、このほど30万ユーザーを突破した。4月の提供開始以来、約4カ月半での達成となった。10日には岐阜市内で、30万ユーザーの突破を記念したイベントを開いた。
じゅうろくアプリは口座の入出金管理や振り込み、外貨預金の口座開設ができるアプリで、りそなホールディングス(HD)のプラットフォームを活用している。十六FGの池田直樹社長は「(5年間で)100万ユーザーを目標としており、この8月下旬段階でほぼ3分の1にあたる30万を突破した。りそなHDとの連携を深めたことで、地域の顧客の役に立つサービスを提供できている」と強調した。
イベントにはりそなHDの南昌宏社長兼グループ最高経営責任者(CEO)も出席した。南社長は「(営業に携わった)社員の皆さんの熱気がすごい。我々は金融デジタルプラットフォームを構築している。じゅうろくアプリは地域金融機関の中でも突出したペースで浸透している」と話す。
十六FGはりそなHDと2024年2月に業務提携し、個人顧客向けを中心にサービスの質の向上を進めている。十六FGの池田社長は「今後は中小企業向けの金融サービスでも、りそなHDと連携していきたい」と将来的な連携の深化について説明した。
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